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高校教師のぼやき3

 いよいよ始まった新学期。ちょっとはりきり気分で登校し、久しぶりで全校生徒に出会いました。新鮮な気分でがんばっていきます。

 さて、今日朝のテレビ朝日の番組で「教師の夏休み」について話をしていたらしいと、他のプログから知った。なんで始業の今日、夏休みの話をするのかさっぱりわからんが、どうせ中身は想像できる。

 「何で教師だけ夏休みあんねん」とか「わしらも夏休みほしいわ」とか「その分給料けずれや」などであろう(ちがったらごめん。そうとう僻み根性が身に付いているので)。私は夏休みに関しては違う次元からの考えがあるが、こと「給料けずれや」に関しては私だけでなく全国の公立学校の教員が世間の無知を問わざるを得ないのである。

 ①教師には残業手当がありません。仕事を家にもって帰っても手当はでません。

 ②クラブ指導で休日出勤しても、振り替えはありません。特別勤務手当が半日で1000円強もらえるだけです。

 ③クラブの練習試合に連れて行っても県から手当も旅費もでません。宿泊をともなっても県から手当はでません。宿泊費もでません。それではあんまりなので学校単位で保護者・OBで後援会を作ってケアしていただいているので、学校によってもらえる金額が違います。

 ④仕事に必要なコンピューターは、個人持ちです。学校には教員分のコンピューターはそろっていません。

 ⑤家庭訪問にかかる出張経費もでません。後援会でなにがしかのケアをしていただいています。

 ⑥クラブ指導に必要なジャージ、予習・教材研究に必要な書籍・参考書などは、必要経費扱いされていません。すべて自前です。

 ⑦すぐに思いつかない矛盾満載。

 教師は身銭を切って働いている。このことを世間の人にははっきりと知ってもらいたい!知りもしないで教師は優遇されているとか言うな!知った上で言いたいことがあるなら言って来い!

 教師の不祥事が大きな事から小さなことまですべて報道されるのは、教員のイメージダウンが目的だ。財務省は教員の給与を減らしたいのだ。はじめは「一部の悪い教師がバカをやっている」と思っていた人までが、報道が続くと「そんなにひどいなら全体の問題だ」「給料減らしてもしょうがない」となるのがねらいだ。生徒のテストや成績をなくした担任が攻撃される。問題を深めて見つめれば、成績を自分のパソコンで処理せざるを得ない状況、テストを持って帰らざるを得ない状況に気がつくはずだがいっさい報道されないのがその証拠だ。マスコミが無能なのかコントロールされているのかどちらかであろう。この四月、滋賀県の守山市立守山女子高校が立命館に経営移管されたが、移管反対の風潮を押し切るために古いすでに解決済みの不祥事?(不祥事かどうかさえ疑わしい事例だった)が突然新聞に発表されたりした。マスコミ諸氏よ、君たちはうまく使われているんだぜ。もっとも本当に救いがたい不祥事もある。なさけない限りである。

 財務省の標的は教師と同和行政。これは今の報道の傾向でまるわかりでしょう。

 そのように考えると、なんで今日みたいな日に夏休みの話をしていたのかも何となく見えてくる。目的が教員のイメージダウンなら別に時期を逸してはいないのだ。

 まじめな教師ほどやる気がなくなってくる、そんな時代。別に金が欲しいのではない。教育という一大事業に携わる者を正当に評価して欲しいだけ。しんどい思いをしても、バカにされるならしない方がまし、と思う教師もでてくるのは自然だ。

 あ~ぁ、またぼやいてしまった。自己嫌悪。でもだれかが言わなければ。ちなみに私はブログだけでなく、県にも知事にも同じような内容のメールを打っています。実名入りで。返事はいっさいありません。

 

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