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知られざる偉大な日本人シリーズ1(ダショー西岡)

 時々だが、知られざる偉大な日本人シリーズを書いていきたいと思います。日本人にもすごい人(人々)がいるものである。発見次第ご報告したいと思います。日本人の誇りを取り戻す為にも。

1.ダショー西岡(西岡京治)さん

 「こんなすごい人がいたのか」というのが実感である。西岡京治さんは、ブータンの農業指導に携わり、ブータンの食糧事情を変えた人物である。その功績を称えてブータン国王から外国人初の「ダショー(ナイト)」の爵位を授けられた。

 はじめ話は師匠である中尾佐助氏にあった。中尾氏は自身の娘婿でもある愛弟子の西岡さんを適任者として推薦した。二人は山岳植物の研究をしていたそうである。

 JICAからの任期は2年間だった。しかし、ブータンの食糧事情は2年での帰国を許さなかった。収穫率は低く、平均年齢は40代だった。彼は農民と話し合い、栽培する野菜や稲作の技術を押しつけではなく納得の上でブータンに根付かせようとした。まず、自分で実験農場を経営し、作って見せる。その野菜を市場に出し、圧倒的な品質を見せつける。その上で希望者に技術を伝える。橋を架ける際にも、膨大な費用を使って立派な橋を架けるのではなく、みんなで自分たちの橋を架けるのである。身の丈にあった支援に、結局28年間という歳月を使われた。そしてブータンでその命を閉じたのである。ブータンで行われた葬儀は国葬となり、多くの人々が参列したそうである。

 なによりすばらしいのは、今のブータン農業は西岡さんの弟子が支えているということである。後継者をつくったということである。彼は一流の教育者でもあったということであろう。

 

 

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