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日本の原発

中越地震で柏崎刈羽原発が被災した。黒煙を上げる様は恐怖を呼び起こし、東京電力の発表もどこまで信じて良いのかわからないような有様であった。

日本の電力の31.3パーセントは原子力発電に頼っている(平成18年度)。これはアメリカ・フランスに次いで世界3位の発電量である。日本は言わずと知れたエネルギー貧国なので、同じくエネルギー貧国のフランスから多くを学んでいる。

しかしフランスは国土の大部分が構造平野の安定した地盤である。アメリカも少数の例外を除いては西海岸の新規造山帯に属する場所には原発を作っていない。日本は国土全体が新規造山帯に属するので知られていない活断層も多いと想像され、原発の安全管理には他国以上に神経を使わなければならない。

その意味で今回の東京電力の対応はお粗末と言わざるを得ない。

かといって、原発をなくせ、という反対ができるのか。私たちの日常のエネルギーは原発に頼っているのが事実なのだ。イタリアやドイツのように結局フランスから原発でできた電力を買っているようでは、「危険なことは他国にまかせて利益だけは享受する」という一国平和主義の上塗りになるだろう。

せめて原発管理への警戒心を強めるのと同時にドイツ並みの代替エネルギーの開発に努めなければ、今回の事故の教訓を生かしたことにはならないと強く感じる。

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