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三浦和義氏がアメリカで捕まった

ロス疑惑で一時期犯人あつかいされた三浦和義氏が、アメリカのサイパンで逮捕された。正直驚いた。

1981年に起こった「ロス疑惑」で突然悲劇の夫が加害者扱いされたのが、1984年の週刊文春の「疑惑の銃弾」連載。以後、警察当局よりもマスコミが三浦氏犯人説を前面に押し出して報道合戦。その様は、後の「松本サリン事件」を彷彿とするものであった。

マスコミが冷静さを欠いてスクープ合戦におちいると、むちゃくちゃな報道が洪水のように押し寄せる。三浦氏に対する報道もむちゃくちゃだった(三浦氏は名誉毀損裁判で勝率80%。時効15%。敗訴のほとんどは「事実ではないが名誉毀損にはならない」)。世論は「三浦が犯人に間違いない」という思いこみで一色になっていた。私も「よくわからない」という状態だった。

その私が、「三浦氏は無罪にするしかない」と思ったのは、第一審の東京地裁判決だった。公判で争われたのは「三浦氏が奥さんの一美さんをAに依頼して殺させた」という事実だったのに、裁判官はAには犯行は不可能、として無罪に。ところが「三浦氏が誰かに依頼して犯行させたことは推定できる」として、三浦氏を無期懲役にしたのだ。こんなバカな判決はない。公判で争われた事実を裁判官が曲げて判決を出すなんて!「推定無罪」の原則は無きに等しい。結局2003年に最高裁により三浦氏は無罪となった。こうなるとその前に有罪判決の出ている「一美さん殴打事件」もあやしい。加害者の元三浦氏の彼女を名乗る女性の自供だけが有罪の決め手だからだ。

私は、新しい証拠が出ない限り三浦氏は無罪だと思う。あれだけ日本の警察とマスコミが探しても有罪とする証拠はでなかったのだ。それをアメリカの警察がつかんだというのだろうか。

日本の警察には何の連絡もなかったという。だとしたらなめられたものだ。

今後の推移を良く見守りたい。

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