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「ホカベン」が深い

ちょっと想像外だった。

弁護士の仕事につきつけられた矛盾をここまで浮き彫りにするドラマは今まで無かった。

上戸彩は元気が取り柄だと思っていたが、役柄が全然違う。今までの彼女のファンはびっくりしているのではないか。だから視聴率がなかなか伸びないのかも知れない。

それほどに「考えさせられる」ドラマなのである。

弁護士の仕事を通じて、真実を明らかにし、弱者に手をさしのべたい主人公・堂本灯の前に、クライアント(依頼者)の利益になるように弁護するのが弁護士の仕事である、という現実が立ちふさがる。

第1話でこそ幼児虐待・DVの夫からは妻と子どもを救うことができたものの、その後は堂本灯が真実を貫いても、誰が救われたのか分からないようなストーリーが続く。第2話の少年犯罪は、全く反省していない少年犯罪者から高額の和解金を得ることができたが、加害少年の家庭は崩壊してしまう。第3話では依頼人を救うことはできたものの、依頼人のあまりに社会をなめた態度に「あなたなんて大嫌いです!」と言ってしまう。そして今日の第4話は、臨海学校で起こった中学3年生の水死事故が、単なる事故として処理しようとしていた弁護士事務所の方針に反して真実を調べ、実は被害者の生徒の悪質なイジメに対する2人の生徒の報復殺人であるということを明らかにしてしまう。加害者2人に反省を促すことはできたが、被害者家族は現地にいられなくなり引っ越しを余儀なくされてしまった。

そう、ゴクセンみたいに「何もかもうまくいった」というストーリーではないのである。真実を貫くことの意味は何か、弁護士はどうあるべきか、ということを考えさせる。重たいのである

しかし、なぜか毎週見てしまうのは、上戸彩が本質的に明るく前向きだからであろう。暗いキャラクターの人が演じるとたぶん見ていられない。

今後が楽しみなのである。

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