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『嫌韓流2』を覗いてみた。

以前に「韓国修学旅行で土下座って本当?」を書いた。かなりの反響をいただいているが、韓国で土下座をさせられている学校などないという結論はまったく揺るがずに現在にいたっている。

ただ、気になる存在として「嫌韓流2」に、この件のことが書かれているという情報があった。他国の国民を「これでもか」と言わんばかりにこき下ろしているであろう内容を想像すると、本屋で買うほどの気持ちも起こらず、本屋ではビニールがかかっていることも多いので該当部分の立ち読みもできず、相変わらず読まないままでここまできた。しかし今回ひょんなことで中身を確認する機会が訪れたのであった。

世羅高校の件に限定して述べる。

これは完全な情報操作だ。根本から違う。

まず事実を述べる。

まず、世羅高校の校長先生が「日の丸・君が代」問題で板挟みとなって自殺される事件があった。なぜかそのタイミングで産経新聞が韓国日報の記事として「半年前に世羅高校が韓国に修学旅行へ行き戦前の日本の行為を謝罪した」と発表したのだ。その記事には「土下座」という表現は一切ないし、写真にも写っていない。時あたかも「国旗国歌法案」の審議が行われているときで、自民党の二人の議員が「教師達はお線香もあげにこない」というデマを流した。

この順番で出来事を読めば、産経記事自体が情報操作の可能性がある、と感じられるだろう。

ところが『嫌韓流2』は、まず「韓国で世羅高校が土下座させられた」と騒ぎ、その後で「しかもその半年後に校長先生が自殺している」とのべ、極め付きに「教師はだれも線香をあげにこなかった」(お葬式には全員参加したのにご自宅に行かなかった、というのが事実。)と、とことんすべてを教師の責任にしている。

まず、土下座させられた」がウソ半年後の自殺の原因を検討しない」のが不誠実線香をあげなかった」がウソ出来事の並べ方」が意図的

まあ、やっぱり所詮はプロパガンダ本なんだな、と思ったのである。

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コメント

読まれるなら1から読まれるのをおすすめします。
そうすればなぜ韓国を嫌う人が韓国を嫌うのか、その理由が分かるんじゃないかなと思います。
ただ罵ってる本じゃないですよ。
真実に光をあてて、真実をもとに日韓関係を構築しようという主旨の本ですよね。いわゆるネトウヨの「断交すべし」という硬直な本ではないです。
もちろん事実関係で間違ってる部分は、きちんと検証を繰り返していくべきでしょう。
それは日韓お互いさまですが、今は韓国側のほうが圧倒的に嘘が多いです。

私は真実の追及を愛します。
同時に自由な歴史認識を愛します。

真実は一つですから、一つのものを追及していく必要があるでしょう。
ただ、歴史認識は自由なものです。100人いれば100様の歴史認識があって良い。
歴史的事実に関してどう感じ、どういう評価をするかは、個人の思想の自由、表現の自由です。
韓国側はひたすら日本に「正しい歴史認識」を押し付けてきています。
それぞれの国の主権と思想の自由を愛する私は、この思想統制に強い反発を感じます。

投稿: あい | 2013年12月26日 (木) 13時51分

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