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感染列島

休みをとって久しぶりで映画を観た。「感染列島」を選んだ。日本が未知のウィルスに襲われる話である。

いや~!はじめから終わりまで、息をつけない。悲劇、パニック、困惑の連続。ホッとするシーンがほとんどない。なにしろ特別出演の佐藤浩市はいきなり感染して死んでしまう。そこから始まって「え~!この人は普通生かしとくやろ。」と思える人までが…。

そこへ、いっしょに来ていた妻の携帯に娘の同級生の親からメール。「クラスがインフルエンザで学級閉鎖になるらしいで。」よりにもよってこんな時に。画面に展開されるウィルス感染悲劇と重なる。「早く帰らなければ」という気持ちになるから不思議だ。

観賞後の感想。この映画はいったい何を語ろうとしていたのか?ウィルスパニックへの対応は万全か。マスコミによる誤認報道がいかに危険か。どんなに追いつめられても絶対に諦めてはならない、という生き方へのメッセージか。

ハッキリ言えることは、「ちょっと疲れた」。今日は早く寝ます。

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定額給付金反対は、党利党略だ!

「やっぱりな」。2008年度補正予算案の審議で、民主党はあんなに反対していた「定額給付金」に対する態度を一転させた。もうすぐ予算案は成立するそうだ。なぜ態度が変わったのか。簡単なことである。民主党の本心は反対ではなかったのである。マスコミを利用して国民の反対の声をたきつけ、与党を追い込むことに使ったのである。つまり、党利党略なのである。

証拠がある民主党は2009年度税制大綱骨格に「給付付き税額控除」を検討している。定額給付金とは形は違うが、考え方はほとんど同じ。つまり「不況だから減税で国民生活を応援しよう、ついては所得税から定額を控除しよう、税金を納めていない人には控除の恩恵が行き渡らないので給付金を支給しよう」というもの。日本の定額給付金の場合は控除では時期が遅くなるのですべて給付形式にしただけ。この給付付き税額控除は、すでにイギリスやアメリカ、カナダ、オランダなどで実施されている。

これで分かった。定額給付金は、おかしな制度ではない。どこの国でもやっていること。だから選挙狙いでもない。選挙狙いならこれほど人気が悪くなったら取り下げる。だいたい「選挙狙い」という批判自体おかしな批判だ。そんな批判がまかり通れば選挙前にいい政策を打ち出せなくなる。国民が喜ばない政策ばかり言う政党などあるはずがない。民主党は「どこの国でもやっている。特別なことではない。与党は対応が遅い」と批判すればまともだった。それを、与党がまともな政策を打ち出したことに危機感を感じ、とって返して与党を悪し様に批判したのであろう。

だからいう。民主党は党利党略で国民のためのまともな政策を批判し、自分たちの党勢拡大に利用した!だから瀬戸際で反対を引っ込めた!汚いやり方だ。マスコミもそれに乗った。今民主党が完全にマスコミをコントロールしている。

国民生活よりも政局。小沢氏らしいといえばそうだ。

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いわゆる「派遣切り」について

「派遣切り」で無職で年を超した人が多かったという。その方達の代表に徳光さんがインタビューしていた。

労働者「住所がないとやとってもらえない」

徳光「雇用促進住宅などを利用すれば」

労働者「遠くて就職活動に不便」

徳光「ハローワークにはいっぱい仕事がある」

労働者「資格がなくてやとってもらえるのはごくわずか。今回切られたので同じような仕事は恐怖心があっていや。」

その他のやりとりがあり、基本的には同情的な部分もあった徳光も最後には

徳光「そんな言い訳ばかりの人生でいいの?」

私は自分が家族を養っていかなければならない立場だ。もし今の仕事を首になったら何でもする。そしてすべて人生の肥やしにしてやる。その覚悟だけは持って生きているつもりだ。だからこの甘えた話を聞いて少々腹立たしかった。なぜ正社員にならなかったのか。なぜ資格をとらなかったのか。なぜ貯金をしてこなかったのか。私には、暴力的な親から逃げるように田舎から出てきて、派遣で働きながら、今回は生かせていないものの幾ばくかの資格をとり、貯金をし、雇用促進住宅に入って、派遣切りの後はバイトで必死にしのいでいる友人もいる。この友人には夢がある。その実現を今も忘れずに勉強もしている。すごいやつだ、なんとか力になりたいと思う。そういう人で、本当に努力の末に派遣村に行かざるを得なかった人もいるのだろう。しかしそうでない人もどうやら間違いなくいる。坂本政務次官の「本当にまじめに働こうとしている人達が集まって来ているのか」という発言は本当なのではないのか?そんな疑問も高まった。いや、この感覚は実は以前から持っていた。なぜ派遣に甘んじている人の中に、正社員になろうとしない人がいるのか。ずっと疑問だったのである。「束縛されるのがいやだ」そういうセリフを何回聞いたことか。今回の景気悪化を理由に仕事につかず親のすねを甘んじてかじっている人たちもいる。「自分勝手」「勝手気まま」を「自由」とはき違えている奴らだ。

派遣労働を禁止せよ、という人がいる。バカじゃなかろうか。今派遣で働いている人を首にせよというのだろうか。派遣労働を禁止したら正社員で雇われるというのだろうか。安い労働力を求めている企業は、海外にそれを求め、日本人の仕事はますますなくなるのではないか。日本の企業が日本を支える気概を失いつつあるという現実をイヤというほど見せつけられながら、どうしてそういう危機感が働かないのだろうか。派遣労働が認められた背景には、安い国内労働力を求める企業と、手取りは安いが気楽で無責任な立場で働きたい労働者、双方のニーズがあったことをみんな忘れて、すべての責任を国になすりつけている。派遣労働者の責任にするような報道ははやりではないのである。今は国の責任にするのが格好いいのである。かくして、自分の責任を自覚できず精神的に成長できない国民が増加する。自分がダメなのは全部国の責任。そんな理屈が通ってしまう世の中になっている。

基本は「自助」。それを周囲が「共助」で支える。さらに国や地方公共団体が「公助」で支える。それが自由主義社会の常識だと私は思っている。しかし、自分で立とうとしない国民と、社会貢献を忘れてもうけしか考えない企業がこの国には蔓延してしまっている。そんな状況の中でどんな「公助」が考えられるというのか。

そうした風潮を不定見なマスコミが煽る。私たちには責任はないという不勉強なコメンテーターが無責任な発言を繰り返す。

この国は末期症状だ。私はまた落ち込むのである。

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