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授業料未納者に卒業証書授与するの?

今日(2009年2月27日)、島根県の県立8高校が、「授業料を滞納している生徒には卒業証書を渡さない」と各家庭に通告していたことが報道された。

最初は、「それだけ景気が悪くなった」という報道かと思っていたら、「卒業証書を渡さないなんてけしからん」という報道らしい信じられない!

確かめたわけではないが、全国ほぼすべての高校の学則は、授業料滞納者は卒業させないことになっていると思う。私の過去3校の赴任高はすべてそうだった。私の中ではそんなことは当たり前である。

経済的にしんどい家庭には授業料減免の制度もある。奨学金もある。たいていの学校は、家計の困難な生徒はアルバイトも手続きをすれば認められる。そうした条件の中でどうして授業料の支払いができないのかわからない。

なによりも、それを「弱者の立場」を装って甘やかそうとする報道の姿勢がゆるせない。現在の制度でもどうしても払えない事情がある人がいるなら、その人をフォローする制度がないことを批判し、問題提起すればよい。あれこれ理由にもならない理由をあげて給食費すら払わない保護者がいる時代である。

卒業証書を授与しないことを批判するのはおかしい!

この報道が、ますます無責任で自分勝手な人たちをのさばらせる結果にならないか、本当に心配である。

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コメント

あ、ど~も~。
これ、ちょっと違う視点もあります(´▽`)/

生徒自身がアルバイトなどで授業料を稼がなければならない状況ならば、卒業前でなくとも、既にそうしていると思うんです。
つまり、『親の責任を子供に被せるような方法』を安易に採用していないか?を問う考え方があります。

修学旅行の土下座の件は、大変に関心しましたo(*^▽^*)o

投稿: 55政党 | 2009年3月14日 (土) 12時38分

55政党さん、コメントありがとうございます。親の怠慢の責任を子どもに取らせるのはどうか?というご指摘ですね。それは一理あると思います。
親は保護者ですので授業料を払わなくて卒業証書を貰えなかった子どもの悲しさ恥ずかしさに対する責任は親が子どもに対して取るべきだと思います。子どもはそういう環境に自分がいるということを認識して肥しにしなければならないと思います。心の傷になる子もなかにはいるかも知れませんが、自分の子どもにはこんな思いはさせないでおこう、と決意して欲しいのです。
教師が子どもが傷つかないように配慮して授与することは簡単です。でもそれがはたして必ずしも教育的なのかどうか。それはケース・バイ・ケースだと思います。もちろん授与してあげたほうが教育的なケースもあるでしょう。
私の本心は、現場を知らないマスコミに対する問題提起にあると、お思い下さい。

韓国修学旅行の件、お褒めにあずかり、光栄です。けっこう苦労して書きました。

投稿: yossy | 2009年3月15日 (日) 22時49分

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