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週刊誌の終焉

週刊現代に「あしたのジョー」が再連載された。

これを聞いて「週刊現代も終わったな」と思ったのは私だけだろうか。

そもそも記事でなく、中年サラリーマンの懐古趣味頼みとは情けない。

しかも記事自体の信用性が低い。先日は大相撲の八百長疑惑を報じて、名誉毀損裁判で1500万円という賠償を命じられた。その前には若ノ鵬にウソの八百長告発をさせている。他にも信用できない記事がいっぱいある。

2008年上半期に、前年同期から25%減の264,389部の販売部数となったことが報じられたのが昨年11月。最高150万部を発行していたというから、その凋落ぶりは激しい。

週刊現代だけではない。週刊新潮の記事が信用できないことは、統括責任者であった斎藤十一がうちは文芸をあつかう出版社。真実でなくてもいい。」などと公言していたというからも明らか。ゲテ者趣味、高潔な人間も一皮剥けば金と酒と女、といった人間をバカにした取材軽視の編集方針は以前から批判されてきた。それでも反省はしない。このほどは朝日新聞阪神支局襲撃事件の真犯人であるという男性の独白記事を掲載したが、当の被害者である朝日新聞社への取材を怠り矛盾を指摘されている。これなどは自殺行為といえる。販売部数も下降気味だ。

真のジャーナリズムが育たないと、国が滅びる。「報道の権利」が国民の「知る権利」と密接な関係があることは明らかだ。マスコミは「売る」ためでなく「国民に真実を伝える」ために報道の権利を国民から付託されている、と考えるべきなのだ。しかし、ここまでの週刊誌は違った。センセーショナルに不確定なことや時にはウソを掻き立ててきた。国民が見放すのは当たり前だ。そもそも週に一回きちんとした取材をして週刊誌を発行することなど出版社に可能なのであろうか。

新聞社系の週刊誌の変化も私は気になっている。サンデー毎日はなぜ出版社系のような体裁に変えたのだろうか。同じ轍を踏まないよう、祈らざるを得ない。

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