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教師と夏休み

ずいぶん変わったものである。

20年前、土曜日半日学校があったころ、本来休みのはずの土曜日に仕事している分(約15~17日分くらい)を夏休みや冬休みなどに固め取りするように指導されていた。これと夏季特別休暇をあわせるとかなりの日数、連続した休みが取れた。これが「教師の夏休み」の正体であった。もっとも、ほぼ毎日のようにクラブはあったので、学校には行っていた。当時、クラブ特別勤務手当が半日以上1回につき600円か何かで、あまりに安いので請求する気にならなかったことを覚えている。

それが今では、夏休み中でも出勤するのが当たり前。教師の夏休みの実態は、「夏季特別休暇」による休みと年時休暇(やはり夏休みは取りやすい)になってしまった。

そのことはいい。制度の変更だからしかたがない。問題はこの制度の変更が世間に理解されていないことである。

まず、いまだに「教師は夏休みがあっていいな」という方がおられることが面倒くさいのである。いつでも家にいると思っている保護者までいる。「いえいえ仕事ですから学校にいるのが基本です」というとびっくりされたりする。一度説明したはずの人が、翌年も同じ反応をしたりすることもある。

さらに、中途半端な知識で、「教師も夏休みってなくなったのと違うの」という方がおられるのである。そういう方の中には、正式な休暇もズル休みに見えているパターンがあるらしい。

正式に休みを家にいるのに後ろめたい気持ちがするのはなぜだろう?なぜ家にいるのか説明しなければならないようなこのイヤな気分。

全国の教師の皆さん。きっと同じ気持ちの方が多いのではないでしょうか。

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