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橋下氏のあり方

橋下氏の言は矛盾だらけである。

「教育条例に反対の教師はリスクを犯して知事選に出ればいい。それもしないで反対だけなんてなさけない」といっていたのに、市長選で反対候補を応援した組合には謝罪を要求。

公務員が選挙に関わってはいけないのは当たり前。ちなみにあなたは落選しても弁護士。教師が落選したらただの人。リスクが違いすぎる。)

「公務員は身分が保障されているのだから給料は高くなくて当たり前」といいながら、身分保障も見直し。

公務員の身分保障は給料の多寡と無関係。労働運動の制限との引き替え。)

私が橋下氏の言動を信じられないのは、このようなあからさまなすり替えと自分が「市民」を代弁していると言い切るところ。全部の市民があなたを支持しているわけではないのに。うさんくさい共産系の「市民運動家」たちが「市民の意見」を無視するな!などと言うのと同じ臭いがするのである。

もう一つ。失礼千万なところである。いっしょに出演している反対派の学者を前に「学者なんていうのは」と何回も言って発言を封じてみたり(「大阪都の実現は無理。現状の中で改革を」という学者に「じゃあどんな改革をすればいいか言って見て下さいよ」とけんかをふっかけていたが、学者の「無理」には反論できないのにけんか腰。これはもう議論しようという姿勢ではなかった。)、教育委員会を「くそ教育委員会」と言ってみたり、もう大きな子どもの次元。立派な社会人のとる姿勢ではない。

とはいうものの、彼の理想には、耳を傾けるものがあるのではないか、と私は思い始めている。「面白そうじゃないか」と。しかし、「大阪都ができればどれだけ経費が削減できるのか」「彼の教育改革で困難な教育環境にある子どもはどのようにすくい上げられるのか」などという具体的な話は全くない。とにかく「変える、ことはすばらしい」しかない。

そのような彼の「あり方」が彼への支援に私を踏み切れせない。

「面白そう」「変えてくれそう」だけで選挙して、私達は痛い目を見たはず。

今、人気がある政治家は、何もしたことがない政治家だけ。橋下氏が知事時代にどれだけ府の借金を減らしたというのであろうか。みんなの党が今まで何かしただろうか。小沢氏が責任ある立場で政権にいたことがあるだろうか。

悪いことはみんな過去の政権と官僚と公務員のせい。これでやっていられるのも時間の問題だと私は思う。

橋下氏よ。なんでもいい。結果を出してみろ!そしたら信用してやる!

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