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私が共産党を嫌うわけ

参議院選挙が終わった。
選挙期間中ははっきり書けなかったが、私は共産党が嫌いである。
共産党員の中に庶民に光を当てる為に一生懸命頑張っている人がいることは理解している。しかし、共産が党としてやることには不信感を持っている。
今回は、その理由を書きたい。
(以前も何回も書いたことがあるような気がするが、共産党勢力が伸びた腹いせみたいなものだと思っていただいて結構です)

一つ 共産党は重要法案には反対しかしない。共産党は政権をとる気がないので、とにかく政策のマイナス点をあげて反対する。反対に共感してくれる票を集めて一定の議員数が確保できれば、「運動の成果があった」と満足する政党なのである。
以前ある中核市の共産党議員団のホームページに「要求マップ」というのがあった。「実績マップ」ではない。「要求マップ」である。市民の要求は受けるが実現する気がないのが共産党である。ところがそのマップに「実現しました」というマークもあった。そこを見てビックリ。「○○に反対します」「△△に反対します」と書いてあった。「反対だけが実績です」という共産党批判のキャッチフレーズを聞いたことがあるが、まさにその通りで納得してしまった(現在このマップは削除されている)。

二つ 近所に尊敬すべき市議会議員さんがいる。その方は長年の議員生活の中で「福祉巡回バスの実現」をライフワークにしておられ、4期目にやっと実現できそうなところまで持っていけ、市議会でも行政担当者から前向きな答弁を引き出した矢先、共産党が「福祉巡回バスの実現を」という署名をかき集め、提出した。そして次の選挙でビラに「福祉巡回バスを実現しました」と書いたのである。共産党は実現を横取りする政党だと知った。

三つ 共産党系の人が関わる市民運動には、「主役のすり替え」「テーマのすり替え」をしているものがある。
有名な「豊郷小学校校舎保存運動」(建築家ボーリズが設計した校舎を解体新築しようとする町側に対して、由緒ある格式高い校舎を残して使用するべき、とする卒業生を中心?とする人々の反対運動)には、そもそも大きな違和感があった。校舎で教育を受けるのは子どもたちである。子どもたちにどのような校舎で教育を受けさせるのか、を考える主役は、子どもたちの親と教師、教育行政である。子どもと親の思いを組んで最も教育を行うにふさわしい校舎を作る責任が教育行政にはある。その幾多の主役たちを無視して、卒業生がノスタルジーを持ち込んでマスコミが煽っている。私にはあの運動はそのように見えた。さらに耐震、バリアフリー、最新の情報教育等への対応が可能なのか、等いくつも疑問があった。
そこで、私は運動の責任者にその旨指摘した上で、「現代のボリーズになって子どもたちに素晴らしい校舎を作って後世に残せばいい」と提案した(丁寧な文面にしたつもり)ら、意外な答が返ってきた。「それでは町長の思う壺だ」と。そう。彼らは町長の不正?を暴くために戦場として学校を選んだのだ。そして子どもたちを巻き込のだ。と許せない気持ちになったものである。

今、校舎は保存されたが校舎としては利用されていない。彼らの主張は「校舎として使え」だったはずである。しかし今「運動の結果保存できてよかったね」という本が出ている。全く理解できない。

四つ 教育の世界に政治を持ち込むからである。私の初任校は共産系組合(高教組)が強かった。私も積極的ではなかったが組合に加入していた。ある時、国旗国歌を卒業式でどう扱うか、が議論になった。私は当時、旧日本政府の行為によって不本意にも日本に住まざるを得なくなった人たちの子孫である在日の生徒たちの感情に配慮するべきだ、という意見を持っていたので、斉唱・掲揚反対の立場で議論に臨んだ。急先鋒だったといってよい。組合系の教師は最初威勢がよかった。しかし、最終的に「国歌斉唱」を式次第に載せないこと、国旗を小さなものにすること、で妥協した(本部?に「一定の成果があった」と報告さえした)。私は怒った。それでは子どものためとはいえない。これは教育ではない。単なる政治だ。怒る私を組合はなだめられなかった。私は組合を辞めた。
(念のため。今は組合から脱出したためか、ぜんぜん違う考え方をもっています。)

以上、四つの体験を述べた。今回の参議院選挙でもこの共産党の本質は、今も変わっていないと感じた。彼らの思惑通りに反対した人の票が共産党に集まったのは本当に残念でならない。

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