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静岡県知事の失態

静岡県の知事が何かやっている。全国学力テストの結果がわるかったから腹を立てているらしい。

http://mainichi.jp/feature/news/20130921ddm041100018000c.html

私は困難校に長くいたので、どうしても先生がたの苦労を思う。自分の時間と精神力とお金を使って、何度も家庭訪問し、何度も保護者に怒鳴られ、何度かは「今日は家に帰れないのでは」と思う夜もあった。それでも勉強しない子は勉強しない。何とか卒業までこぎつけられる生徒とそれさえもできない生徒がいる。それが困難校だ。
この静岡県知事は、現場を見ようとしているのだろうか。何故平均点の低い学校と高い学学校があるのか、この知事は「教職員の努力が足りない」くらいにしか思っていないらしい。家庭教育のままならない地域が実際にあることを知らないのであろうか。
地域に飛び込んで家庭教育の大切さ(朝食の重要性、子供のほめ方叱り方にいたるまで細かく)をレクチャーし、地域の雰囲気を変えていった教師たちを私は知っている。10年がかりの大仕事である。市も県も何の支援もしなかった。
この人には何も見えていないだろうな。自分が恥をかかされたくらいに思っているのではないか。こんな知事ほど、自分は教育に造詣が深い、と勘違いして教育に首を突っ込んでややこしくするのである。
大変な地域で悪戦苦闘している教師の存在を知り、称え、応援すること。それなしには教育がよくなるはずもない。

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